変わる大学図書館。本を静かに読む場所から独学と交流の場へ

大学図書館、進化中です。

かつては静かに本を読む場所だった図書館が、大きく変化してきていると言った新聞記事を読みました。(国際教養代「ひらめき」の場〈大学図書館、広がる再定義〉2025年10月29日日本経済新聞朝刊P29)

国際教養大学の開館は24時間365日。

なんでも初代学長が、アメリカの大学図書館のように常時開館することにこだわったそう。

この大学の学生は9割が寮生ということから24時間年中無休の大学図書館は学びの場としてだけではなく、学生同士の交流の場としても大きな役割を果たしているんだろうなぁ、と想像できる。

海外の大学に匹敵するほどの英語の電子書籍をそろえたり、博物館や美術館との連携も検討されている意欲的な大学で、なんとも魅力的。

ほかにも紹介されていたのが2025年4月に図書館をリニューアルした東海大学。

図書館を単なる読書の場ではなく、ミーティングや共同作業の場所などを設けてオープンな空間にして対話型の学習をうながしている。

私が卒業した大学や近大図書館、勤務している大学図書館も同様にラーニング・コモンズが設けられていて、学生が自主的に学べる機会をつくっている。

大学図書館の変化は、これからの図書館を考える上で大きなヒントになるかも。

司書資格レポートの資料にもなりそうです。

 

中嶋記念図書館(国際教養大学)HP

東海大学付属図書館HP

 

おすすめの記事